森づくりは人づくり

2019年6月8日

日本山岳会東海支部の皆様が、県有林である猿投の森に年間を通じて森に入り、木々の伐採や山道の手入れ等をしてみえます。木々はそのままにしておくと大きく成長し、太陽の光を遮り、全ての植物に光が当たらなくなってしまいます。すると植物の生態系が変わってしまい、そこで生活をしている動物にお影響が出てきます。また森の手入れをしないと大雨が降った時の自然災害にもつながっていきます。

 

元山岳部の皆様が「猿投の森づくりの会」を発足し、森を守る活動を始めています。その総会が行われました。日本山岳会は現在の天皇陛下も皇太子さまの時に参加されており、全国に広がっています。毎年猿投の森づくりの会の皆様にご協力をいただき、秋になると幼稚園児と保護者の親子で出かける「森の探検隊」を開催し、環境教育を勧めています。今年の11月にも出けて行く計画です。

 

どの会も同様で、高齢化と会員数の減少が問題になっていますが、会員皆様の環境に対する高い意識を引き継ぎ、存続していってほしいと思います。ご縁があってこの会の顧問をさせていただいているので、私も微力ではありますが、県議会で環境保全の質問を取り上げたり、幼児教育の現場で子どもたちに呼びかけて森づくりの応援をしています。これからも続けてまいります。